冷蔵庫の自動製氷機能はいつもきれいに！

自動製氷機をつかっておいしい氷を楽しもう

あなたの冷蔵庫に自動製氷機はついていますか？氷を自動で作ってくれるので使いたいときにすぐ使え、夏場はとても便利ですね。上手な使い方とケアで、おいしい氷を楽しみましょう。

おいしい氷をつくるためには、ミネラルウォーターを使えばいいと思っていませんか？じつはそれは大きな間違いです。

自動製氷機に投入する水は、水道水が最適です。
水道水には消毒のための塩素やカルキが含まれており、その効果で製氷機内も消毒され、カビなどの発生を防ぐためです。

ミネラルウォーターを自動製氷機に投入すると、カビや雑菌が繁殖する可能性があります。浄水器の水も同様ですので避けた方がよいでしょう。

自動製氷機で使用を避けるべき水

製氷機が取り外して洗えるものなら、ミネラルウォーター、井戸水、浄水器の水でも使用できます。ただ、ミネラル分が製氷皿に結晶化して固まり、それが故障の原因になるため、硬度は100mg/L以下の水を選んで使用し、こまめにチェックして掃除するようにしましょう。

自動製氷機の掃除は面倒で、ついおろそかになってしまいがちです。ですが掃除をさぼっていると、タンク内にカビが生え、水ににおいがうつることもあります。氷が臭ったり、濁りがみられたりしたときは、かならず掃除をしましょう。

夏場は製氷機を使用する頻度が増えるので給水タンク内も循環され、カビが発生することが意外と少ないものです。しかし冬場は長い間使用せずに放っておくことが多くなります。自動製氷機の中で水が留まっていると、カビや雑菌が繁殖しやすくなります。

「製氷機はできる限り掃除するもの」という意識をもつことが大切。ここから掃除方法をご紹介していきます。

お手頃な値段で掃除できるのが、クエン酸を使った方法です。以下の方法で自動製氷機のにおいやカビをきれいにできます。

１．給水タンクのフィルターを外し、クエン酸大さじ1杯を水道水300mlに混ぜて入れる。

２．１に食紅を溶かし混ぜる。

３．自動製氷機を通常通り動かして氷をつくり、色がついていれば機内にまだクエン酸水が残っているので再度製氷する。

４．氷から色が消えて透明になれば掃除完了。

クエン酸は無臭なので、氷ににおいが残りにくい点や、除菌効果があることからも、自動製氷機の掃除に適しています。

100円ショップで購入できる、自動製氷機用の粉末洗浄剤もあり、クエン酸と同じ要領で使用します。
商品によっては液体タイプで、溶かす必要のないものもあります。
誤食防止のために、警告用のシールも付いており、家族に掃除中であることを知らせることができます。