無印良品の「体にフィットするソファー」や、ニトリの「Nストレッチ」を普通ゴミに出す方法!
大型家具であるソファーは、買い替え時に家具屋で引き取り処分をしてもらえます。しかし、無印良品の「体にフィットするソファ」や、ニトリの「Nストレッチ」などで人気を博しているビーズクッションは、引き取ってもらえません。そのため、ビーズクッションを処分する場合は、自治体に粗大ごみとして回収を依頼するか、自分で解体・分別して普通ゴミに出すかのどちらか一方を選ぶことになります。 今回はビーズクッションを自分で解体・分別して、普通ゴミに出す方法を解説しましょう。
※この方法は、補充用ビーズを買って入れる場合にも応用が可能です。
事前準備
万一ビーズが飛び散ったことを考えて、作業する場所は、フローリングか畳の部屋にしてください。そして、以下のものをそろえましょう。
- ごみ袋(ビーズクッションの大きさに合わせて多めに用意を)
- ペットボトル(1L以上のペットボトルだと、より早く作業が完了します)
- ガムテープ
- ハサミ
- マスク
- コロコロ
ビーズクッションのビーズは、とても細かく、静電気でくっつきます。子どもやペットは他の部屋に移動して、作業部屋には入れないようにしましょう。特にペットは体に付いたビーズを食べてしまう恐れがあります。絶対にペットは隔離しておいてください。 また、ビーズは人間が動いたときにおこるちょっとした風でも舞い上がります。作業者はマスクを着用し、窓を閉めて、できるだけ静かに作業しましょう。
作業
準備が完了したら、ビーズクッションを解体していきます。
1、ペットボトルの底を切る
まず、ペットボトルの底部分を切ります。ハサミで無理そうでしたら、カッターを使ってください。
2、ビーズクッションの角に穴を開ける
ビーズクッションの角に穴を開けましょう。そのとき、ペットボトルの大きさに切ってください。
3、ビーズクッションの穴にペットボトルを固定する
ビーズクッションに開けた穴に、底を切ったペットボトルを入れます。そして、筒の周りをガムテープで固定。 このとき、もしビーズクッションの布に余裕があれば、ペットボトルの上部分も切ってしまい、完全な筒状にしてください。 そして、布を筒に通し、飛び出した布を折り返して固定すると、より安全です。
4、ビーズをごみ袋に流す
筒が付いた状態のビーズクッションを傾けて、ごみ袋に中身を流します。ごみ袋でペットボトルを包むようにして持ち、ビーズが散らからないように注意してください。このとき、低めのテーブルがあれば、ビーズクッションをテーブルの上に置き、ごみ袋を床に置いて作業をすると簡単です。
ごみ袋は何枚も必要になるので、ペットボトルの上部分を切っていない場合は、ごみ袋を用意する間、ペットボトルのふたを閉めておいてください。ペットボトルを筒状にしてしまった場合は、ビーズがこぼれないように注意をして、ごみ袋を用意しましょう。
また、ビーズの重さでごみ袋が破れると、ビーズが散らかります。そのうえ、ビーズは静電気でいろいろなものにくっつき、取り除くのが大変です。ビーズをできるだけ少なめにごみ袋に入れるか、ごみ袋を二重にしましょう。万一ビーズが飛び散ってしまったら、掃除機にも静電気でくっつきますので、コロコロでビーズを取るのが一番です。