愛知にも登場!IKEAの組み立てソファー

愛知県とソファー

長久手にIKEAがオープン

2017年10月、愛知県長久手市にIKEA(イケア)がオープンしました。
IKEAといえば、家具と雑貨の販売店で、ソファーを含む大きな家具も組み立て前の状態で販売されています。

家具は、購入後自力で組み立てなければいけません。
だからこそ、お手ごろな価格で大型家具を手に入れられると人気のIKEA。
愛知県やその近郊にお住まいの方の中には、もう何度も足を運んでいる人も多いはず。
自動車産業などが盛んな愛知県は若者人口が多いので、ソファーなどの大型家具の組み立ても問題ないかもしれません。
ですが、平成27年の国勢調査を見てみると、愛知県の65歳以上の高齢者人口のうち、単独世帯人口が28万人と、5年前の平成22年と比べて6万3千人も増加しています。

ソファーなどの大型の家具を、高齢者がひとりで組み立てなければいけないケースも、今後どんどん増えていく可能性があるのです。

イケアにはソファー等、家具の組み立てサービスがある

品揃えと在庫が豊富ながら、そのほとんどの家具が、購入者自身で組み立てる必要のあるイケアの商品。
でも実は、ソファーなどの組み立てを代行してくれるシステムが存在します。

イケアの家具組み立て代行サービスは『基本工賃(5千円)+組み立て希望商品の購入金額の20%』で依頼できます。
購入した家具の値段にもよりますが、料金は大体1万円程度になることが多いようです。

商品購入時に、セールススタッフにサービスの利用を伝えるか、配送依頼時に配送カウンターのスタッフにサービス利用を伝えるだけで依頼が完了します。(配送には別途料金がかかります)

残念ながら、イケアの家具組み立てサービスには利用可能エリアが設定されているので、エリア外になると利用できません。
ですが、愛知県の場合は『IKEA長久手』が県内のほとんどをメインエリアとしてカバーしているので、組み立てサービスを問題なく利用できます。

イケアのソファーのメリット

自力での組み立てが必要で、しかも組み立て方法が少し難しいものもあるイケアのソファーですが、組み立て式ならではのメリットもあります。

ソファーには三人掛けタイプやカウチタイプなど、かなり大きなものもありますが、組み立て式であれば搬入に頭を悩ませる必要がありません。
マンションやアパートなど、通路や階段が狭く、普通ならベランダからソファーを吊り上げて搬入しなくてはならないところでも、組み立て式なら玄関ドアから室内に持ち込むことができます。

また、組み立て式ということは、逆に言えば「簡単に解体できる」ということでもあります。引っ越しや転勤の多い人には、解体してまた組み立てられる家具はとても便利なのではないでしょうか。

不要になってゴミに出す場合でも、解体が容易であれば、自治体の規定にもよりますが、粗大ゴミではなく燃えるゴミに出すことができます。

イケアのソファーのデメリット

イケアの家具のデメリットは、サイズが欧米人向け、というところです。
欧米人と比べると小柄な日本人には、ソファーの座面が少し高かったり、座面の奥行があり過ぎて、普通に座っているとちょっと疲れてしまうことも。
クッションなどを使ってある程度楽な姿勢を取れるようにはなりますが、店頭で試し座りをする際に、サイズ感の確認をしっかり行う必要があります。