引き取りしてもらいたいソファーのメンテナンス方法

リサイクルマークとチェックしてる絵

ソファーをフリマアプリやオークションに出品したり、リサイクルショップに引き取ってもらったりするとき、できれば「早く」「高く」引き取ってもらいたい。
多くの人がそんな風に考えていることと思います。

今回は、引き取りしてもらいたいソファーをどのようにメンテナンスすれば、「早く」「高く」引き取ってもらえる可能性が高まるのかを調べてみました。

ソファーの汚れを落とす

ソファーを「早く」「高く」引き取ってもらうには、なんといっても「汚れを落とす」ことが重要です。

どんなソファーでも共通するのは、背もたれや肘掛け、クッション同士の隙間などに詰まった、ほこりや汚れをきれいに取り除くこと。
掃除機などで出来るかぎりゴミを吸い取り、次に使用する人が気持ちよく使えるようにしておくと、印象が良くなり、ソファーの「早く」「高い」引き取りへの近道になります。

そのほか、ソファーの種類別にメンテナンス方法と注意点をご紹介します。

革張りソファーのメンテナンス方法と注意点

引き取り手を探したいソファーが革張りのソファーの場合は、掃除機をかけてきれいにしたあと、水に浸し固く絞った布で、表面の汚れやほこりをしっかりと拭き取っておきましょう。
基本的には、これで十分です。

引き取り手を探すために、それ以上のメンテナンスもして、できるだけきれいにしておきたいところではありますが、自分ではやらないほうがいいこともあります。

例えば、革部分に目立つ傷があっても、無理な補修は厳禁です。
余計に革を傷めてしまうことがほとんどなので、プロに補修を依頼できないのなら、そのままにしておいたほうが無難でしょう。

また、本革用のクリーナーなどが市販されていますが、使い方によってはシミや変色の原因になってしまいます。
そういった、使い慣れないものの使用はおすすめできません。

布張りソファーのメンテナンス方法

布張りのソファーの場合は、粘着式クリーナーなどで、掃除機では取り切れないほこりやゴミをきれいに取り除いておきましょう。
こちらも、基本的にはこれで十分。

人によっては、取り外し可能な布カバーであれば、洗濯をしてから引き取りに出したい、と考える人もいるかもしれません。
ですが、素材によっては縮んでしまったり、色ムラができたりしてしまうこともあるので注意が必要です。

布カバーの汚れがひどいなど、どうしても洗濯が必要な場合は、洗濯表示をよく見て慎重に洗いましょう。

ソファーに付いたにおいを取る

リビングなどに置かれていて、普段使いされていることが多いソファーは、たばこやペットなどの生活臭が染み込んでいることが多くあります。
そうやって染み付いてしまったにおいを取る、というのも、ソファーの引き取りに大きく影響します。

生活臭をごまかすために強い香りを重ね付けするのではなく、無臭タイプの消臭スプレーを使用するなどして、できる範囲でにおいを取り除いておきましょう。