あなたに合った冷蔵庫はどちらのタイプ?

中古の冷蔵庫

冷蔵庫の種類は、冷却方法の違いによって「直冷式」と「ファン式(間冷式)」の2種類に分かれます。
どちらの冷蔵庫を選ぼうか迷っている人は、それぞれの特徴を知って選択しましょう。

直冷式冷蔵庫の特徴

ホテルや旅館の客室に設置されることが多い「直冷式冷蔵庫」は、冷凍庫と冷蔵庫のそれぞれに冷却器が置かれています。
ファン式と比較した場合、次のような特徴が挙げられます。

  • 冷凍庫と冷蔵庫にそれぞれ冷却器が置かれてある
  • ホテルや旅館の客室に多く設置されている
  • 小型(1ドアか小型の2ドアタイプ)
  • 安価
  • 霜がつきやすい
  • 電源を入れてから冷やすまでに時間がかかる

直冷式冷蔵庫は、広いスペースを冷やすのが苦手なため、ほとんどが小型タイプです。冷蔵庫に入れているものが少ないぶん、直冷式冷蔵庫は電気代が安く済む傾向にあります。
そのため、食材をたくさん入れる必要のない一人暮らしの方や、あまり料理をしない方におすすめです。しかし、霜がつきやすいため、使用する際にはひと月に一度程度、霜取りの手間がかかります。
また、比較的安いとはいえ、電気代は冷蔵庫の開閉回数によって上下するため、扉の開閉を少なくする努力をしましょう。

ファン式(間冷式)冷蔵庫の特徴

一般家庭に広く普及している「ファン式(間冷式)冷蔵庫」は、庫外に設置された冷却器の冷気を、ファンを使って庫内に送り込む方式です。
ファン式は、直冷式と比較した場合、次のような特徴が挙げられます。

  • 冷蔵庫の庫外に設置された冷却器の冷気を、ファンを使って庫内におくる
  • 大型(2ドア以上)
  • 霜取り機能付き
  • 冷やすまで時間がかからない
  • 高価
  • ファンの音がする
  • 電気代がかかる

ファン式冷蔵庫は大型のものがほとんどなので、家族が多いご家庭や、料理が好きな方におすすめします。 ファン式冷蔵庫は自動で霜取りをする分、電気代がかかると考えましょう。しかし、最近では省エネに配慮され、電気代も直冷式冷蔵庫とあまり変わらない機種もあります。もちろん、冷蔵庫の開閉回数を減らす努力は必要です。

冷蔵庫のドアは4種類の開き方がある

家族が多いご家庭や、料理好きな方など、食材をたくさんストックする必要がある場合は、このファン式(間冷式)冷蔵庫一択と言えるでしょう。ファンを使って庫内を冷やすため、大型のものを選ぶとまずファン式(間冷式)になるのです。 ファン式冷蔵庫は自動で霜取りをする分、電気代がかかると考えましょう。しかし、最近では省エネに配慮され、電気代も直冷式冷蔵庫とあまり変わらない機種もあります。もちろん、冷蔵庫の開閉回数を減らす努力は必要です。

  • 右開き
  • 左開き
  • 観音開き
  • 両開き

ドアタイプ選びは、使う人の利き手や冷蔵庫の置き場所で考えるとスムーズです。また、冷蔵庫の電気代を節約したい場合は、ドアの開閉を最小限に抑えられる観音開きタイプの冷蔵庫をおすすめします。

冷蔵庫の種類とドアタイプをよく考えれば、自分に合った冷蔵庫もおのずと判明するでしょう。