ソファー・ソファーベッドを解体する場合
ソファー・ソファーベッドを解体すれば通常のゴミで出せる?
各地の地方自治体では、例えば千葉県千葉市や沖縄県那覇市のように、粗大ごみの回収はしていても、スプリング入りのソファーやソファーベッドなどは引き取りをしていないところがあります。
また、富山県富山市など、粗大ごみの回収自体を行っていない自治体も。
そういった自治体では、ソファーやソファーベッドを小さく解体し、通常の燃えるごみや燃えないごみに分別して収集所へ出せば、多くの場合は回収してもらえます。
ソファーやソファーベッドを解体して、燃えるごみ・燃えないごみなどの通常のごみとして出す場合は、自治体によってどの程度の大きさに解体すればいいかが違ってきます。
「長い部分が1メートルを超えないように解体する」「自治体指定のごみ袋に入る大きさに解体する」などの規定が設けられていることが多いので、お住まいの自治体ホームページなどで確認が必要です。
解体しても、通常ゴミで出すことができない自治体もあります。
東京都の新宿区や中央区などは、粗大ごみの既定の大きさより小さく解体しても、燃えるごみ・燃えないごみに出すことはできず、粗大ごみとして回収に出すよう定めています。
こういった情報も、お住まいの自治体のホームページで確認できます。
ソファー・ソファーベッドを解体するために必要な工具
ソファーやソファーベッドを解体するためには、以下のような工具が必要です。
- カッターナイフ(大型のもの)
- 布や革を切れるハサミ(裁ちばさみなど)
- ペンチ
- ニッパー
- くぎ抜きまたはバール
- 金づち
- のこぎり(電動丸ノコだと作業が早い。使い慣れない人は普通ののこぎりで)
- ドライバー(電動のインパクトドライバーのほうが固いネジも外しやすい)
- 金属用弓ノコ(フレームが鉄パイプのソファーの解体用。100円ショップでも入手できる)
- ゴミ袋(切断した布や革、ウレタンなどをすぐにまとめられるように)
他にも、安全のために用意しておくといいものもあります。
- 軍手
- マスク
- 保護メガネ
- 床の養生用段ボールやプラスチック段ボールなど
ソファーやソファーベッドの中の、ウレタンなどのクッション材を細かくちぎって捨てる必要があるのですが、カビが発生していたり、ホコリが大量に出たりするので、防塵用のマスクがあるとよさそうです。
座面の下にスプリングが張ってあるタイプのソファーは、スプリングを枠から外すと勢いよく縮んで床を傷つける可能性があるので、養生のために段ボールやプラスチック段ボールなどを敷いておくと安心です。
また、スプリングなどを外す際には、ケガ防止のために軍手や保護メガネの着用をおすすめします。