エアコンは大は小を兼ねる?

大容量1台と普通エアコン2台ではどっちが得?

どっちがお得?普通のエアコン2台と大容量エアコン!

少し広めのリビングや、1LDKの場合などに、大容量のエアコンを1台と、普通のエアコン2台、あなたならどちらにしますか?

実は電気代だけで考えると、普通のエアコンを2台設置したほうがお得です。

しかし、考えるべきことは電気代だけではありません。もっと詳しくみていきましょう。

どっちが自分に合っていそう?各々のメリット・デメリット

電気代のほかに考えるべきこととは何でしょうか?以下にまとめてみます。

  • 初期費用(購入費と工事費)
  • スペース
  • 掃除
  • 温度調節
  • 故障したとき
これらのことについて、各々の特徴を見ていきましょう。

大容量のエアコン1台のみ設置の場合

  • 初期費用:1台分
  • スペース:1台分
  • 掃除:1台分
  • 故障したとき:エアコンがない生活になる
  • 温度調節:細かく設定することは不可能
以上のように大容量のエアコン1台のみ設置した場合のメリットは、お金と手間、スペースをとらないことです。デメリットは細かい温度調節ができないことや、万が一故障した場合にエアコンがない生活になることと言えます。

普通のエアコン2台設置の場合

  • 初期費用:2台分
  • スペース:2台分
  • 掃除:2台分
  • 故障したとき:もう1台ある
  • 温度調節:細かく設定が可能
以上のように普通のエアコンを2台使った場合のメリットは、万一エアコンが故障してしまっても、もう1台あるという安心感です。そして、細かい温度調整が可能で温度ムラが少なく、人がいない場所のエアコンは電源を切るなどの配慮ができるのもメリットでしょう。デメリットは初期費用とスペース、掃除が2台分かかることです。

大容量のエアコンはそれなりに高額ですが、普通のエアコンを2台買うよりは安価なので、すぐに引っ越しなどの予定が入りそうな場合は、大容量のエアコン1台がお得でしょう。長い目で見るならば普通のエアコンを2台設置するほうがお得です。

節約だけで考えるならば、シーリングファンを取り入れたり、電気料金プランの変更や電気会社の変更も考えてみてください。