エアコン取り外しの失敗
ポンプダウンだけじゃない!?実は難しいエアコンの取り外し作業
エアコンを自分で取り外す際に難しい作業が、ポンプダウンだということはご存じのことでしょう。しかし、難しい作業はポンプダウンだけではありません。例えば室内機を壁から外す作業すら、つまずくケースがあるほどです。
今回は簡単に見えても実は難しく、失敗するケースが多い作業について見ていきましょう。
どこに気をつければ良いの?エアコン取り外し作業
エアコン取り外し作業は、本来なら専門業者に委託するべき作業です。それでも自分で取り外さなければならない場合は、ポンプダウンだけではなく、以下の注意点を考慮のうえ、行うようにしましょう。
室内機
室内機は板にひっかけてあるだけなので、通常は簡単に外れますが、中には外れないものもあります。特にダイキンの室内機や古いタイプの室内機だと、壁にビスで設置してあるため、素人が取り外すことはできません。また、三菱電機のエアコンは、室内機下部に2カ所ある▽印を下に引いて取り外しますが、このとき工具を必要とします。万一外れない室内機があった場合は、このようなことを疑ってみてください。
室内機・室外機の配管
室内機や室外機には配管が接続されていますが、これらはとてもきつく締め付けられています。慣れない作業になると、けがをする恐れがあり、とても危険です。また、配管は破損しても修理が利きません。
補助配管
室内機から40~50センチほど出ている配管が、補助配管です。この補助配管は硬くなっている場合が多く、無理に動かすと根元からつぶれてしまい、使えなくなってしまいます。まれに補助配管を切ってしまう人もいるようですが、補助配管を切ったらエアコンは二度と使えません。
作業時間
エアコンの取り外しを専門業者に頼めば、作業時間は30分~1時間程度です。しかし、自分で行おうとすると3時間から4時間かかる場合があります。
エアコンの取り外しを行う際は、以上の事柄を頭に入れたうえ、けがのないようにしてください。