テレビ下取りの際に必要となる家電リサイクル料金
そもそも、家電リサイクル法ってどんな法律?
家電リサイクル法は、正式名称を『特定家庭用機器再商品化法』と言います。
平成13年(2001年)4月から施行され、一般家庭やオフィスから廃棄される『エアコン』『テレビ』『冷蔵庫/冷凍庫』『洗濯機/衣類乾燥機』の4品目の家庭電化製品をリサイクルし、資源を有効活用してゴミの排出量を減らす、という目的のための法律です。
この法律により、テレビを処分する際は『家電リサイクル料金』を回収業者に支払い、引き取ってもらうことが必要になりました。
たとえ下取りに出す場合でも、多くのテレビが中古品として市場に出回ることはなく、処分対象になってしまうので、下取りの際に家電リサイクル料金を支払うのがほとんどのようです。
不用なテレビを捨てたり下取りに出すだけで4000円程度の出費、というのはちょっと懐が痛みますが、限りある資源を有効活用し、大量に出されるゴミや産業廃棄物を減らすためにも、しっかりと協力していきたい法律ですよね。
テレビの家電リサイクル料金について
下取りの時に支払うテレビの家電リサイクル料金についてですが、メーカーごとに違いはあるものの、料金はあらかじめ決まっています。目安は税込みで下記の通りです。
- ブラウン管テレビ(15型以下)1,296円~
- ブラウン管テレビ(16型以上)2,376円~
- 液晶・プラズマテレビ(15型以下)1,836円~
- 液晶・プラズマテレビ(16型以上)2,916円~
テレビの大きさや種類によって費用が変わってくる、という感じですね。
テレビを下取りに出さず、自分で処分する?
テレビを下取りに出さず、自分で処分したい場合は、まず市区町村で独自の引き取りサービスをしていないか調べると良いようです。
そういったサービスがない場合は、郵便局で『家電リサイクル券』をもらい、必要事項を記入してリサイクル料金を振り込んだ後、リサイクル券と一緒にテレビを各自治体の指定引取場所に自分で持ち込むと、収集・運搬料を節約できます。
その際はあらかじめ指定引取場所に連絡をしておくと、スムーズに回収してもらえますよ。
下取りに出そうとしたけど、まったく値がつかず引き取ってもらえなかったとか、下取りしてもらうつもりだったのに、すっかり忘れていて機会を逃してしまったとか、下取り回収で支払う収集・運搬料を節約したい、という方におすすめです。
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